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渡邉

国語の勉強の仕方_第四回

更新日:2022年5月28日

前回は

文章を沢山読めば、文章の展開を推測しながら読めるようになる

という話でした。

他に、効果の顕著なものを3つ紹介します。

 ① 漢字・語彙力の強化

 ② 知識量が増える

 ③ 読むスピードが上がる

①模試や入試は定期試験のように、漢字や語彙の範囲が狭くありません。

出題されるか分からない漢字や語彙を、ひたすらに勉強するのは、やる気を保つことが難しいと思います。

勉強をしたとしても、漢字の知識を読解へと広げることは簡単ではありません。

それよりも文章読解の最中に出てきた漢字や語彙をその都度、その使われ方と共に覚えていくことが効率的です。漢字・語彙に絞って勉強したときよりも、漢字量や語彙量は少ないと思いますが、補って余りあるメリットがあります。

②多くの中学生や高校生にとって、国語の文章は自分の知らないことについて書かれているかと思います。文章から見聞を広げ、自分の蓄えとすることで、「これって、あの話だな」と先読みすることができ、初見の文章であったとしても読解が非常に易しくなります。

③一概に速く読めば良いというものでもありませんが、経験上、国語の得点が高い多くの中・高生は読む速度が速いです。速く読むことができれば、その分の時間を問題を解くことにあてることができますから、読む速度と国語の点数には因果関係があると思います。

 

前回のも含めると4つの効果が数多くの文章を読むことで得られます。

殆どが当たり前の話ですが、効果を知っている知っていないとでは、勉強に対する密度も、やる気も変わってくると思います。

では次回、最後に「何を読めば良いの?そもそも読みたくない」に答えたいと思います。

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