2018年第6回北辰_数学
更新日:2022年5月28日
ちょっと遅くなりましたが、前回の北辰数学の総括したいと思います。
大問1
特にヒネった問題もなく、6回にしては易しい方だと思います。
ここでミスをすると大分出遅れるので、(11)の②以外は正解したいところです。
偏差値60~を狙う人にとっては(11)②はポイントになる問題ですが、今回は易しめです。文字が多くて混乱しそうですが、列番号と行番号をかけあわせる問題は過去問でも出ているので、間違えた人は過去問演習とその解きなおしに注力しましょう。
大問2
いつも通り、小問ごとに難易度にバラつきがあるので、正解できそうな問題に全力です。
(1)やや考えるかもしれません。
球には同じ色でも名前をつける(赤1、赤2のように)
樹形図を書く際は何の樹形図なのか、横軸には何を書いているのか
を意識しましょう
(2)普通の作図です
完成予想図を描き、図形の性質を書き込みましょう
(3)易しいです
問題文に注意を払えれば簡単に解けます。
「nが整数」ではないですからね。「√nの値の整数部分」です。√5や√6で考えてしまうと意味が分からなくなると思います。
(4)難しいです。
とはいえ空間図形分野ではまだマシな方です。偏差値65~を狙う人以外はスルー推奨。
まずは図を描きましょう。三角柱ではないので簡単には求められません。
こういう立体は三平方(中3の最後の方でやる単元)をやる前の試験範囲であれば大体、
①反対向きにして重ねる
②平行な面で切断
のどちらかです。今回は切断ですね。立体図形の中で三角柱を作れればあと少しです。そのあと少しがこの問題では難しいですが、その部分実はテキトーにやっても解けます。
(5)易しいです。
何をxと置いたのか必ず書きましょう。
大問3
普段よりやや簡単でした。
(1)は必答。偏差値60~を狙う人は(2)も頑張れという感じです。
(2)は二等辺三角形という図形性質から考えると速やかに解けます。作図もそうですが、正三角形や二等辺三角形、ひし形と言われてすぐ図形性質を挙げられますか?自分で図を描いて図形性質を暗記していきましょう。
大問4
いつも通りです。
(1)同じ長さの辺にマークしていけば、どこの角度に着目するかすぐ分かります。
(2)普段よりやや易しい求角です。
(3)他が全問正解できていると確信している人はチャレンジしてみましょう。
以上になります。
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