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渡邉

社会の勉強の仕方_②

更新日:2022年5月28日

この記事は中学生向きの記事です。

前回についてはコチラです。

引き続き、社会の勉強の仕方についてです。

~歴史~

この分野が最も得点しにくいと思います。地理・公民の得点が不十分な状況で、歴史を勉強することは悪手です。まずは地理・公民を勉強してから最後に歴史です。そして歴史をさらに細かく割ると、

大問3:開国以前 大問4:開国以後

と大体分けられます。年によって違いますが。そしてどちらが簡単かというと圧倒的に大問3です。これは私の感覚ですが、覚える量的に大体3:7ぐらいで開国以前が少ないです。つまり歴史の勉強をする際は、まずは江戸時代の開国までを確実にすることが重要だと思います。

さて歴史の勉強法ですが、ハッキリ言って簡単な方法はありません。歴史は流れが重要ですので、問題演習を繰り返して簡単に得点というわけにはいきません。北辰や入試の過去問演習の効果など、同じ問題が出たらラッキーだねぐらいです。確実に歴史の実力が向上して得点になる!と言えませんので、当塾としては勧めません。

歴史はコツコツと教科書を読んで、ワークや参考書で暗記を繰り返していきましょう。それが一番確実な勉強法です。かなり時間が必要となりますので、地理・公民だけでなく歴史でも得点を取りたい人はすぐ始めましょう。

注意すべきこととして年号暗記を軽視してはいけません。年号暗記は意味無いだとか、何年に何が起こったことを知って何になるだとか言ってバカにする人がいますが、無視して下さい。なぜ年号暗記が重要なのかは割愛しますが、覚えると必ず得をします。ただ全ての年号を暗記するのは不可能だと思いますので、重要事項の年号だけにして下さいね。当塾は覚えるべき年号を把握しておりますので、お気軽にご相談ください。

~公民~

地理・歴史・公民の3分野の中で最も、勉強の成果が表れやすい分野です。勉強した人にとって最も安定した得点源となります。

勉強の仕方としては地理と歴史の間です。問題演習型の地理と、教科書型の歴史の半々です。どちらかに偏らず両方をやるので大変かと思いきや、そうでもないです。地理ほど問題演習を重ねなくて良いですし、歴史ほど密に教科書やワークを暗記せずとも得点が取れます。

大体暗記した→問題演習→怪しいとこがあったら知識補充→先へ進む

の繰り返しです。

公民は地理や歴史と異なり大部分が人々が意図的につくりあげたシステムや現象を説明する分野です。それ故に多くの物事に因果関係や相関関係があります。それを知ることなしに、ただ言葉を暗記しても簡単に忘れてしまいます。ですのでそのあたりを意識して勉強すると効率的だと思います。中々自分一人では難しい場合は、学校や塾を頼りにすると良いと思います。

以上です。

地理・歴史・公民の融合問題については特別な勉強は必要ありません。

最初に申し上げた通り、これからの時期は理科・社会が受験の合否を分けます。

勉強時間の科目比率を考えた上で、受験勉強に取り組み、合格を勝ち取りましょう!

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