海外ドラマの気になるセリフ③~gasの使い方~
更新日:2022年5月28日
こんにちはOne Bridge アカデミーです。
今日も海外ドラマの気になるセリフから英語のおもしろい使い方を見ていきましょう。
今日紹介するセリフは海外ドラマブラックリストでジェームズ・スペイダー演じる主役のレイモンド・レディントンが言ったこのセリフ
"This is gonna be a gas."です。
gonna be はgoing to be の略であり直訳すると
「これは本当にガスになりそうだな」という意味になります。
この"gas"にはどういう意味があるのでしょうか。
大学受験までを考えてgasで知っておくべき意味は
①ガス
②気体
③ガソリン
という三つの意味です。特に日本人にとってgasはガスという意味で使われますが、メインの意味は気体という意味なのでしっかり覚えましょう。また英語系の文章においてガソリンを含む車の燃料は"gas"を使います。これも頻出なので大学受験生は必ず覚えましょう。
また日常会話で使われる意味の中には
④おなら
という意味になったりします。
これは人間の体から発せられるガス・つまりオナラの事をgasとして表現しています。おならには"fart"という英単語もありますが、少し下品な表現です。おならを上品に言うことは難しいと思いますが、もう少し控えめに言いたいときに使う単語がgasです。
しかし今回の上の4つの意味では説明がつかないので調べてみると"gas"には
「面白いこと・もの、わくわくさせてくれる人・物」
という意味があるそうです。
この意味の語源も調べてみましたが、諸説あり確実なものはわかりませんでした。
一つ目の説は Laughing Gasから来ているという説です。
Laughing Gas とは吸うと笑ってしまうガスの事です。これを吸ってしまうと笑ってしまうので笑ってしまう事というような意味になったという説です
二つ目の説はgasserというレーシングカーの種類からきたという説です。
そのほかにもオナラと聞くと笑ってしまうから楽しいという語源であるという説。
人を楽しませることは人に燃料(gas)を与えるという説もありました。
英語は日本人には分からない英単語の様々な使われ方があります。こうした使い方を知ることでよりコミュニケーションが豊かになるとともに、海外の映画やドラマも100倍楽しめるはずです。是非とも気になった表現があったら自分で調べてみるのはいかがでしょうか?