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渡邉

干支と十二支の違い

更新日:2022年5月23日

こんにちはOne Bridge アカデミーです。

そろそろ冬休みも終わりですね。

みなさんはどのような冬休みを過ごされたでしょうか。

冬休みの課題が終わっていない人は急いでやりましょう。

さて、今年はイノシシ年ですね。漢字では亥と書きます。

十二支は12年間で一周しますから、今年は一周の最後です。

 

さて、今日は十二支にまつわる話をしたいと思います。

干支(えと)と十二支(じゅうにし)の違いはご存知でしょうか。

同じような使い方をしてしまう干支と十二支ですが、実は違います。

干支とは本来、十干(じっかん)と十二支を合わせたもののことです。十干の方は十二支と違って聞きなれない人も多いと思います。

例えば歴史を勉強していると"壬申の乱"や"庚午農民戦争"といったワードが出てきませんでしたか?

"壬申の乱"で言えば"申"はサルですし、"庚午"の"午"はウマです。

では"壬"や"庚"の部分が何かというと、これが十干です。

甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)の10個で一周です。

甲乙丙丁あたりは昔の成績表で使われたりしていましたので、まだ知られていると思います。干支はこの十干と十二支を組み合わせて年にあてはめます。

十干、十二支の順に

甲子

乙丑

丙寅

となっていきます。10年周期と12年周期ですから10と12の最小公倍数である60年で組合せも一周します。歴史の用語で出てくる壬申、庚午、戊申、などはできごとの年を干支で表したものです。

今年は十二支で言えば亥ですが、干支で言えば己亥です。

「今年のえとはイノシシ」というのは厳密には違うよ、ということでした。

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