2019年センター試験所感_政経
更新日:2022年5月23日
こんにちはOne Bridge アカデミーです。
前回に引き続き、センター試験の所感について書きたいと思います。
今日は政経です!
[大問1]政治・経済混合の出題でした。例年よりも少し細かい点まで出題されていると思います。GDPやNIの計算は計算式をそらで書けるようにしておくべきでしょう。出題頻度が高いです。ロシアの経済成長率のグラフはやや難しかったかもしれません。
[大問2]政治・経済混合の出題でした。問1、問2は内戦などの名称だけでなく、その結果まで求められます。自衛隊のPKOと関連して、規模の大きな内戦や紛争はよく覚えておく必要があります。経済分野の問題は易しいですが、知識量というより仕組みを理解していないと正解できませんので、勉強する際はそれを意識すると良いと思います。
[大問3]政治分野の出題です。正解しやすい問題が並ぶものの、問3,5,7がややデキを分けると思います。特に問7です。地方自治が出題される際は、概ね住民による直接民主的な制度を問われることが多いですが、今回は首長と議会の関係についての出題でした。コチラの数字まで覚えている人はそう多くなかったかと思います。
[大問4]経済分野の出題です。やや難しめの経済用語が出題されていますが、全体的には経済分野の基本的理解ができていれば正解できる問題が多いです。消費税率に関する問題は、年代まで覚えている人は今の高3世代では珍しいかなと思います。問4は若干難しいですね。問1と問6のように経済思想と、その具体的内容は二次私大でも出題頻度の高い内容ですので重要です。用語集レベルで学習しておく必要があります。
以上となります。
全体としての難易度としては普通~やや難の間ぐらいの年であったと思います。
ところでセンター政経ってラムサール条約について出題されること多くないですか?
今年は無いかなーと思っていたら最後に出題されていて少し吹きました。
これから受験生となる皆さんは、「水鳥」と書かれたらすぐ反応できるようにしましょう!