公立高校入試直前予想!(数学)
更新日:2022年5月23日
こんにちはOne Bridge アカデミーです。
明日は埼玉県公立高等学校入学者選抜、略して公立高校入試の試験日です!
直前も直前ですが、当塾から最期に少しだけ【数学】のアドバイスと出題予想をしたいと思います。
入試前日にブログを見る人は少ないではないかと思いますが、時間があれば参考にしてみて下さい。
(ⅰ)計算ミスに気をつける
学力検査、学校選択どちらを受験する場合でも最も重要です!
学校や塾等で口酸っぱく言われてきていると思いますが、本番の緊張感から簡単な計算ミスをしてしまって大きく点数を落とす子は毎年います。大問1は見直しを忘れずに!
(ⅱ)証明は最後まで書ききる
証明問題の採点基準は公表されていませんが、おそらく学校によって大きく異なります。また北辰テストよりも採点基準は厳しい学校が多いと思います。北辰テストのように三角形○○と三角形△△において~、や仮定より~と書くだけで部分点が入らない可能性に備えて、仮に根拠が不十分であるとしても合同条件や相似条件を書いた上で結論を述べたほうが良いと思います。
(ⅲ)正確できそうな問題に時間をかける
埼玉県の数学は難しい問題は難しいです。そういった問題にチャレンジして得る点数と、簡単な問題で正解して得る点数はほとんど変わりません。北辰テストや入試予想問題で何となく分かっている人が多いと思いますが、明らかに無理そうな問題は無視して良いと思います。その空いた時間分をギリギリ分かりそうな問題や、計算の見直しにかける方が有益です。無理せず取れる問題を確実に取ることが数学で失敗しない一番のコツです。
アドバイスは以上です。
次に入試問題予想ですが、ここからは学校選択を受ける人が参考にして下さい。
学校選択問題の数学は2年連続で数学の公式にまつわる問題が出題されています。一昨年は「2次方程式の解の公式」で去年は「内角の二等分線」の問題でした。ちなみに去年は予想が的中しました。去年は簡単に予想できたのですが、今年は少し難しいので何個か候補を挙げさせていただきます。
出題予想① 作図に関する問題
作図から、なぜその作図方法が正しいのかを問う問題が出題される可能性があります。例えば、角の二等分線は何故あのように作図するのかといった問題です。あの作図方法で角を二等分できる理由を答えられるようにしておいた方が良いと思います。
中でも特に『円周上にない点から円への接線の作図』の出題可能性が高いと思います。作図だけでなく、そろそろガッツリと円について出題されると思います。例えば『円に内接する四角形の対角の和』など。学校選択問題採用校を受験する人は必ず確認しておいて下さい。
どうしてもすぐ答えが知りたい人は当塾にお電話下さいm(_ _)m
出題予想② 相似に関する問題
去年に引き続き、相似関係の公式証明が出題される可能性があります。相似には何個か公式がありますので去年出たからと油断せず、入試前に公式が成り立つ理由を全てチェックしておきましょう。
中でも特にピラミッド型の相似(チョコのアポロみたいな形)において『a:b=c:d』が成り立つ理由、もしくは『中点連結定理』を説明させる問題の出題可能性が高いと思います。関連して『a:b=c:dが成り立つとき、ad=bc』も要チェックです。コチラは代数分野の中では出題可能性が高いと思います。
以上です。あくまで予想ですので確実に出題されるわけではないですが、出題された場合のお得度は非常に高いのでチェックしておくことを勧めます。
それではベストを尽くして頑張ってきて下さい!