塾選びの時期(高校生篇)
更新日:2022年5月23日
こんにちはOne Bridge アカデミーです。
卒業式が終わって中学高校の3年生は新生活がスタートしますね!
皆さん卒業おめでとうございます。
前回に引き続き、今日は当塾の大学受験クラスのご案内をしたいと思います。
~大学受験クラス~
主に大学受験を目指して勉強するクラスです。
クラス名が"高校生"ではなく"大学受験"となっているのは、中高一貫校の中学3年生や浪人生も受け入れており、また大学受験の一般入試合格を主目的としているクラスだからです。そのため指定校推薦やAO入試を考えている高校生の方々は、大学受験クラスよりも当塾の個別クラス(後日ご紹介します)の方が適している場合があります。
クラスの具体的な内容を説明する前にコチラをご覧下さい。
イメージ図ですが、大学受験の大変さを視覚化したものです。
一般に高校偏差値の ー5 ~ ー15 ぐらいが進学する大学の偏差値だと言われています。つまり偏差値55の高校に通う子の多くは偏差値40~50の大学に進学するということです。上の図もそれを表しており、高校受験時の偏差値55~60帯の人が大学受験時は偏差値50未満まで落ちていることを示しています。原因は高校受験組の一部の離脱と中学受験生・浪人生の参加によるものです。
もちろん例外はありますので全員が高校偏差値より低い偏差値帯の大学に進学するとは言えませんが、ボリュームゾーンは概して下がります。このことは高校での学習自体に受験母体の変化を覆すだけのポテンシャルが無いということを示しているのかもしれません。
さて大学受験が厳しいという話でしたが、それでは上の例で言う例外、すなわち高校偏差値レベル以上の大学に合格する人はその他多くの人と何が違うのでしょうか。
当塾はそれを自学の質と量であると考えています。高校の学習内容は膨大です。中学と比して高校は科目数も内容の難度も大幅に上がります。それを授業時間のほとんど変わらない学校の授業でカバーすることは難しいです。中学時代に塾を頼っていた場合も授業回数などを増やさない限り受験で戦える水準に至ることは難しいでしょう。
結局、外部からのインプットが中学受験や高校受験と比して相対的に減少する大学受験では、自分で勉強する割合を増やすことで対応するしかありません。塾に無尽蔵に費用をかけられるのであれば話は別ですが、そのようなご家庭は多くないかと思います。こういった事情から大学受験で良い結果を得られる人は、自学を十分にした人であると言えるかと思います。
当塾の大学受験クラスは、上に述べたような大学受験の特性から自学の効果を最大化させることを目的に設計しております。大まかには
個別レッスン
と
講義式授業
に分けられます。
-個別レッスン-
週1~2回の、生徒ごとに固定された担当講師による個別形式の授業です。普通の個別授業と異なる点は、学習の管理に重きを置いている点です。個別レッスンでは前週に立てた学習計画と、本人の学習進捗度を比較して目標に向けて順調に進行しているかのチェックを行います。これは生徒本人にとって必要な科目全てについて行われます。さらに暗記部分についてはテストを行い、確実に知識量を増やしていきます。これらに基づいて次週までの学習計画を立てて、残り時間は自学する中で生まれた疑問点・質問点の解説を行います。疎かになりがちな英数以外の科目についても自学の徹底管理をすることで、受験に使用する全教科の学習を効果的に行うことができます。
個別レッスンのイメージとしては、いわゆる個別指導+自立学習型の授業形態です。学習の管理に重点を置いている理由の1つは前述の通り、増加・難化する高校学習内容に対して授業時間ではカバーしきれないからです。しかしこれは多額の教育費を注ぎ込むことで解決することのできる課題です。
当塾が、自学こそが大学受験の合否を分けると考える理由は別にあります。それは授業で人から聞いて学ぶよりも、自ら学び体得する方がはるかに理解を深め、学力を高めるからです。どれだけ授業が分かりやすく、説明された内容を理解したと思っても、それは借りてきた知識にすぎませんので出題のされ方が変わったり、時間が経ってしまえば問題が解けなくなってしまいます。そのような表面的な学習に終始している限り、定期テストで良い結果は出せたとしても大学入試で良い結果を得ることはできません。そうならないように大学受験クラスは安易に授業で分かった気にさせず、自学を管理することに重点をおいているのです。
-講義式授業-
とはいえ主に英語と数学は、自力理解が困難である内容が高校の学習範囲には含まれます。そのため大学受験クラスは講義式授業という形でその部分を補完する集団授業を提供しています。英語・数学共に週3回ずつ授業があり、参加するしないの選択は自由です。自分にとって必要な講義にのみ参加するということもできます。
扱う内容は自学が難しい、少しレベルの高いものが中心です。したがって講義を受ける前に単元毎の一定の理解がなければ講義を意味のあるものにできません。故に個別レッスンの自学管理は、「講義式授業に参加して知識を吸収することができる」ように自学管理を行います。
個別レッスンと講義式授業が大学受験クラスの中身ですが、以上のようにそれぞれは密接に連動しています。全ては自学の効果を最大化するためです。大学受験クラスは個別指導・集団指導・自立学習という既存の塾の良い部分を兼ね揃えた設計であると自負しています。
長くなりましたので簡単にまとめると
授業を受けるよりも自分で勉強した方が学習効果が高く経済的
↓
塾の役割は自学の管理と、自学できない部分を教えること
↓
One Bridge アカデミーの"大学受験クラス"
こんな感じになると思います。
大学受験を目指す方々は是非入会をご検討下さい。