中学受験の光と闇_11

2019/04/12

こんにちはOne Bridge アカデミーです。

中学受験に関する内容です。

今回は志望校の選択についてです。

 

その1はコチラから

前回の記事はコチラから

 

7,志望校選びについて

 

中高一貫校は学校ごとの違いが大きいです。分かりやすいところだと校則でしょうか。

制服について、携帯電話の使用について、学校帰りの立ち寄りについて、髪の毛についてと学校ごとに違った規則が設けられています。

 

体感的には近年、比較的校則のゆるい学校の人気が高まっているように思えます。それは子どもの意思や主体性を尊重するご家庭が増えてきているという時代的な潮流が背景にあるように思えますが、しかし一番は校則の厳しさと、学力や人格との間に相関が見えにくいということが要因となっているのではないでしょうか。実際に校則が無い自由な学校でありながら進学実績が優れている学校は多くあり、そういった学校は子どもとご家庭のどちらの支持も集めやすいということかと思います。

 

その他部活や授業、クラス編成、宿題の多さ、2学期制or3学期制、とあらゆる点で学校ごとに特徴がありますが、おそらく中学受験を子どもに受けさせる多くの親御様の関心は、「進学実績」「立地」「子どもが楽しく通えるか」にあるかと思います。実際には「子どもが楽しく通えるか」どうかは学校というよりも、通学する子ども次第(本人の性格や友人関係に大部分依存すると思います)だと思いますので、入学する前にあれこれ判断することは難しいです。

 

当塾としましても、特別な理由がない限りは「進学実績」「立地」で志望校選びをすることが望ましいと考えています。その9でお伝えしたとおり、中高一貫校の魅力は〈カリキュラム〉〈周囲の環境〉にあると考えています。進学実績に優れた中高一貫校はその両方を満たしている場合が多いかと思います。したがって中高一貫校に通うことのメリットを最大限生かすために、志望校は"通える範囲で進学実績の優れた(≒偏差値の高い)学校"を選ぶことが良いと言えるでしょう。

 

"通える範囲で進学実績の優れた学校"を志望校とする、というのは当たり前に思われるかもしれません。しかしこの当たり前をあえて強調するのには理由があります。その理由は大きく分けて3つあります。

 

中学受験は受験レースのスタートであり、ゴールでもあるから

後から志望校を上げることは難しいから

多大なコストがかかるから

 

-①について-

その7で述べたとおり、中学受験を経て中高一貫校に入学することで、ある程度入学時の学力水準を維持して大学に入学することが可能です。しかしこれは同時に、入学時の学力水準から大きく上がることが難しいということも意味します。厳しい言い方になってしまいますが、「中高一貫私立だから良い大学にいける」というような、中高一貫私立に対するよくある漠然としたイメージは幻想に過ぎません。「中学受験で合格した学校と同レベルの大学に行ける」というイメージの方が実態に近いと思います。この前提に立つとき中学受験の結果は、長い大学受験まで含めた受験レースにおけるスタートであると同時にゴールであると言えるかもしれません。ゴールというのは少々極端な言い方ですが、少なくとも中間地点は超えるという表現は言い過ぎではありません。それだけ将来を決定づける大事な受験であるという認識を、志望校を選択する段階で持たれたほうが良いと思います。もちろんこれは一般的な話であって、個々人レベルでの例外はありますし、生徒をその例外たらしめることが塾の存在意義と我々は信じています。詳しくは次回に。

 

-②について-

何となく中学受験の勉強をスタートさせて上手くいきそうだったらいい学校に...という希望的な態度で受験に臨み、実際にそうなったという中学受験の例はほとんどありません。そもそも受験において志望校が最初に決めた学校から上方修正される、ということ自体が珍しいのですから当然といえば当然です。具体的な目標校をご家庭(と本人)が受験勉強をスタートする頃から持ち、合格に必要なだけの環境構築と努力をした場合にのみ、合格は見えてきます。具体的な目標がなくては、どれだけの環境と努力が必要であるのか分かりません。ご家庭に偏差値の高い学校に入学させる意思があって中学受験をするのであれば、最初から明確な志望校として捉えなくては合格が難しいと考えるのが良いと思います。

 

-③について-

コチラで述べたように中学受験は非常にコストがかかります。受験の準備に多額の費用がかかる上に中高6年間を私立に通わせると学費も高額です。金銭面だけでなく、受験による心理的ストレスにご家庭も本人もさらされる、という目に見えにくい大きなコストもあります。それだけのコストを払う以上、それに見合った対価を得なくてはもったいないです。多くのご家庭にとっての対価は、中高一貫校の優れた進学実績だと思います。

 

 

①~③の要旨は、

中学受験は大変だし、本人の将来に大きく関わるから、受験するなら偏差値の高い学校を明確な志望校にする

ということです。何となく私立、で受験を始めると中学受験はコストに見合った対価を得られない可能性が高いです。するのであればレベルの高い志望校と、そこに合格させるという覚悟をもってすると後悔の無い受験となると思います。

 

 

 

今回は以上です。

覚悟とは何かということと、もう中学受験終わっちゃったよ...という方への内容は次回です。

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